ボヘミア18世紀前半のゴールドサンドイッチガラス。
ボヘミア・ガラスの歴史の中でも特異な技術で製造された技法で、金彩による絵をガラスとガラスで挟みこむという非常に難しい技術を駆使しして製造されています。そのため当時では絵の色が落ちることがありません(融着ではないので、経年劣化します)。金彩の絵は非常に繊細で、ボヘミアの技術の高さを得ています。特にこの絵は神話主題のような絵となっております。縁は金・銀彩の装飾で、底には赤く彩色されています。
経年の傷が多数あり、実用はできません(実用すると劣化します)。
18世紀オリジナルの作品で、後世のリバイバルではございません。
年代/PERIOD | 1730年代〜1740年代 |
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刻印 /MARK | - |
状態/CONDITION | 目立つ傷、金彩痛み多数あり |
サイズ/SIZE | 高さ 7.2cm 直径6.7cm |
18世紀前半に作られたサンドイッチガラス。内側のガラスに金彩で絵を描き、上からガラスを被せ、接着させる技術です。
18世紀のサンドイッチガラスはとても貴重なガラスで、ボヘミアガラスの展覧会では必ず飾られるお品です。