バカラ 「Moulure Sableu」No.2143 ゴブレット 19世紀半ば

27,500円(税込)

商品説明

アンティーク・バカラのグラス。

19世紀半ばのプレス成型技術によって製造されたグラスです。バカラのプレス成型の製品は19世紀では主力製品であり、クオリティも高いものがありました。
1840年のローネー・オタン社(バカラ、サン・ルイ、ショワジー・ル・ロワなどが提携して立ち上げた小売店)のカタログに掲載されているモデル(「Moulure Sableu」No.2143)で、当時の流行していたスタイルです。厚みのあるクリスタルガラスが使用されています。

参考文献 / Bibliography
ローネー・オタン社1840年カタログ掲載


【バカラ / BACCARAT】
フランスを代表するクリスタルガラスメーカーで、世界的な人気を現在も誇る。 1763年、フランス国王ルイ十五世はロレーヌ地方にガラス工場を設立する許可を与えられたのが始まりである。当初は設立者の名前から「ルノー・ガラス工場」という名称だったが、3年後に「バカラ・ガラス工場」と改名された。その後は買収や倒産などを繰り返すものの工場は続き、次第に発展していった。1855年のパリ万国博覧会では金賞、1867年の同博覧会ではグランプリを獲得するなどその地位を確立していった。バカラはパリ商法登録商標の第一号を1860年に取得している。バカラの作品はフランス国王を始め、世界の皇帝や皇室などに愛された。現在でもその人気は衰えることなく続いている。



年代/PERIOD1840年代〜1860年代頃
刻印 /MARKなし(1936年以前のため)
状態/CONDITION側面にあたり傷あり、その他良好
サイズ/SIZE高さ 9.3cm 直径 7.8cm

※状態についてはコンディション(商品状態)についてをご覧ください。



その他の詳細情報

販売価格 27,500円(税込)
在庫状況 SOLD OUT