ジョルジュ・ド・フール(George de Feure,1868〜1928)はミュシャと並びアール・ヌーヴォーを代表するデザイナーでした。ミュシャほど日本では有名ではありませんが、本職は画家で、家具や陶磁器、そしてガラスも制作しました。1900年のパリ万博においては「アール・ヌーヴォー」の名前の由来となったサミュエル・ビングのパビリオンの装飾を手掛け、世界中から注目を浴びました。
この水差しはパート・ド・ヴェールによって制作された見事な作品です。非常に大型で、1kg以上あります。オレンジと緑の絶妙な色合いが魅力的です。
年代 : 1900年〜1910年頃
状態 : 底に傷あり。その他良好。
サイズ: 高さ 18cm