アンティークの知識や鑑定に役立つ本をご紹介しています。日本の本だけではなく海外の参考書籍も掲載しています。画像は大手書籍通販サイトであるAmazonにリンクしており、Amazonでご購入できます。是非ご参考までにご覧ください。(2024年1月最終更新)
※本のコメントは当店の感想で、少し上から目線で申し訳ないですが、正直な感想です。
本の信頼度
本は多くございますが、その信頼度はまちまちです。これはアンティークだけに言えることではないのですが、大学や研究機関、専門家による学術的な研究論文等が大元となります。そこから研究者による一般向けの本が生まれ、さらにそれを参考としたり、個人的な研究による一般の人による本が出回ります。論文や研究書というのは「論拠」が非常に大切です。そのため「参考文献」や「史料(一次・二次の区別)」、「引用元」の記述は必須であり、それらが蔑ろにされている論文や研究書は参考になりません。極力一次史料をもとにしていることが求められます。「参考文献」の有無をみればその信頼度はすぐにわかります。 本をみるときは後ろのほうのページを見てみてください。例えば博物館の図録や大学教授など研究者が書いた本は必ず大量の参考文献が記載されています。それは最低限のルールだからです。本で書かれているからすべて正しいということではないということもございます。
当店の全ての参考文献はこちらです↓
当店の参考資料・文献一覧
また、以下含めて学術雑誌・論文は掲載していませんが、アンティークに関する学術雑誌・論文はある程度集めてあります (外国語)。これに関しては当店商品販売の際に必要に応じてご紹介しております。
ガラス関連

【初~中級】
フランスで出版されたヨーロッパの主要ガラス工房を紹介した書籍。500ページを超えながらも国別、工房ごとに図版を交えてスマートにまとめられています。フランス語ということで、フランス語が読めなければ辛い部分はありますが、近代ガラスの様々な工房を知る上では勉強になる本です。基本的には様々な工房を簡潔にまとめているという形なので、専門的にはさらにそれぞれの書籍を見る必要があります。図版はカラーで、工芸ガラスの入門書としては最適な本です。
ソフトカバー: 575ページ
出版社: Editions Flammarion (1998/12/31)
言語: フランス語

【初級】
エミール・ガレの初心者向け入門書と言えます。ガレの基本的な知識を学ぶことができます。代表的な作品が掲載されており、作風などを学ぶにはわかりやすい本です。
単行本: 127ページ
出版社: 小学館 (1999/10)
言語: 日本語
Daum 1878-1939 : Une industrie d’art lorraine
【初~中級】
ドーム兄弟の解説本。当時のデッサン画やカタログと並べて作品が掲載されたわかりやすい本(ソフトカバー)です。写真はカラーです。

ペーパーブック: 353ページ
出版社: Serpeoise (2009/11)
言語:フランス語

【初級】
フランス、バカラの書籍を日本語訳したもの。簡単にバカラについてまとめてあります。特に各国王室との関わりについて詳しく書かれています。基本的なことが知りたい方に。
単行本: 79ページ
出版社: 光琳社出版 (1998/6/1)
言語: 日本語

【初~中級】フランスのガラスブランドであるバカラの専門書。大型本で、写真が大きく掲載されており、細部まで見れます。一般的なグラスはあまり掲載はされていません。どちらかというとミュージアムピース中心です。
大型本: 158ページ
出版社: Harry N Abrams Inc (1992/10/1)
言語: 英語
Old Baccarat Tableware (増刊緑青 Vol. 8)

【初~中級】
フランスのガラスブランドであるバカラの専門書です。バカラの歴史を勉強する方にはオススメの本です。オールカラーで、作品数も多く載っています。代表的な作品はもちろん、マークや歴史も紹介されています。
大型本: 303ページ
出版社: マリア書房 (2009/11)
言語: 日本語
R.LALIQUE : catalogue raisonne de l’oeuvre de verre

【初~中~上級】
FELIX MARCILHAC氏による本。ラリックファンにお馴染みであり持っていなければならないレゾネです。総カタログみたいなもので、ラリックの作品が網羅されています。何度か改訂されており、表紙の色でその違いが判ります。黒が初版(1989年)、青が第2版(1994)、赤が第3版(2004)、そして緑が第4版(2011)となります。初級者から上級者まで、ラリックコレクターにとっては必須の本です。
大型本: 1062ページ
出版社: Les Editions de l’Amateur (2011年)
言語: フランス語
骨董をたのしむ (45) (別冊太陽) ロブマイヤー・グラスの世界

【初~中級】
日本では唯一のロブマイヤーのみについて書かれた本です。歴史や製造過程、様々なシリーズの作品などが掲載されています。欧米でもロブマイヤーの本はいくつか出ていますが、ページ数は多くないにもかかわらず負けず劣らず充実しています。
ムック: 143ページ
出版社: 平凡社 (2002/11)
言語: 日本語

【初~中~上】
イギリスグラスの専門書です。主に17世紀~19世紀初という古いグラスを扱っています。当時のガラス知識を得るためにはとても勉強になる本です。装飾の意味や時代別の形状の特徴など役立つ知識が掲載されています。
大型本: 129ページ
出版社: 六耀社; 新装版 (2005/08)
言語: 日本語
J. & L. Lobmeyr: Zwischen Tradition Und Innovation; Glaser Aus Der Mak-jsammlung 19. Jahrhundert

【初~中級】
ロブマイヤーの専門書。19世紀編と20~21世紀編に分かれているうちの19世紀編。ドイツ語と英語を併記。別冊太陽のほうが良いものが掲載されており、こちらに掲載されている品物には少し物足りなさを感じます。別冊太陽は読んで、さらに知識を深めたい方には良いと思います。ドイツ語と英語を併記しているせいで、情報量はさほど多くない。写真はごく一部白黒。
ハードカバー: 149ページ
出版社: Prestel Pub (2006/10/30)
言語: 英語/独語の併記
J. & L. Lobmeyr: Zwischen Vision und Realitat: Glaser aus der MAK-Sammlung: 20./21. J

【初~中級】
ロブマイヤーの専門書。上記の20~21世紀編。近現代ロブマイヤーを勉強するには良いほんである。が、やはり英語とドイツ語を併記しているせいで本のページ数程の情報量はない。20世紀以降のものとのことでアンティークのものはほとんどない。
ハードカバー: 157ページ
出版社: Prestel Pub; Bilingual版 (2010/6/30)
言語: 英語/独語の併記
Eighteenth Century English Drinking Glasses: An Illustrated Guide

イギリスの18世紀ガラスの専門書。すべて白黒ですが、非常に多くの作品が掲載されているため参考になります。『英国グラスの開花』を読んで、より知識を深めたい方にお勧め。文章は少なめです。(英語)
ハードカバー: 431ページ
出版社: Antique Collectors Club Ltd; 2版 (2001/08)
言語: 英語
Verre d’usage et de prestige : France, 1500-1800

【中~上級】1500年から1800年までのフランスのガラスの専門書。内容は大きく2つにわかれ、1つはそれぞれの地方のガラス製造の歴史の細かい紹介、もう1つはA-Z順でガラスに関わる用語を辞典のように解説してある。ドリンキンググラスの専門書ではありません。情報量は非常に多く、専門的に勉強したい方はとても役に立ちます。アンティーク初心者向けではありませんが基礎からしっかりと勉強したい方は是非。
ハードカバー: 525ページ
出版社: Editions de l’Amateur (1 septembre 1996)
言語: フランス語
From Neuwelt to the Whole World: 300 Years of Harrach Glass

【初~中~上級】
ボヘミアのハラフ(ハラホフ)の専門書籍です。ハラフの歴史はまさにボヘミアンガラスの歴史そのもの。内容も充実しており、図版も多く掲載されています。ボヘミアンガラスを勉強したい方は必携です。
ハードカバー: 439ページ
出版社: Nakladatelstvi Arbor Vitae (2013/3/31)
言語: 英語
Whitefriars Glass: The Art of James Powell & Sons

【初~中級】
イギリスの有名な工房ホワイトフライヤーズ(ジェームズ・パウエル)の専門書です。カラーと白黒を交えて、多くの図版が掲載されています。なかなかこの手の専門書は少ないので、イギリスのガラス好きにはお勧めです。
ペーパーバック: 160ページ
出版社: Richard Dennis Pubns (1997/9/1)
言語: 英語
魅惑の香水瓶―コティとラリックの物語

【初級】
コティとラリックを中心に香水瓶を紹介している。バカラやガレ、ドームの作品も掲載されている。写真はオールカラーで、豊富に掲載されている。文章もわかりやすいため、近現代の香水瓶に興味がある方にお勧めです。
単行本: 129ぺージ
出版社: 里文出版 (2006/08)
言語: 日本語

【初~中級】
バカラの香水瓶を網羅した図録です。図鑑のようになっており、香水ブランド別で探すこともできます。香水瓶コレクターにはお勧めです。バカラ社による本なので信頼度あり。
ハードカバー: ページ
出版社: Addor Assoc; 2版 (1994/1/1)
言語: 英語
Venezianische Glaeser und “facon de Venise”

【中~上級】
ヴェネチアン・グラスとファソン・ド・ヴェニスの書籍。カラーページは3割~4割ほど。図版が多く、美術館発行とあって説明もしっかりしているがドイツ語というのが難点。コアなジャンルなので、一通りガラスの歴史を知ったうえで見る必要がございます。
ハードカバー: 147ページ
出版社: Staatliche Museen Preussischer Kulturbesitz(1989)
言語: ドイツ語
陶磁器関連
Kovels’ New Dictionary of Marks: Pottery and Porcelain 1850 to Present (Kovel’s Dictionary of Marks)

【初級】
西洋陶磁器研究で有名なKovel氏の著書です。1850年から現代までの西洋陶磁器の窯印(マーク)が多く掲載されています(特にイギリス)。アルファベットや特徴別に調べることができるため、どこのメーカーか調べるには最適な本です。年代の見分け方、偽物の特徴まで載っていまいます。ただし初心者向け。古い本ということもあり、深めるのであれば、それぞれの工房の専門書を読む必要があります。これから磁器を勉強されるという方にはとても楽しい本だと思います。
ハードカバー: 304ページ
出版社: Random House Reference; 1版 (1986/12/13)
言語: 英語
Kovels’ Dictionary of Marks — Pottery And Porcelain: 1650 to 1850 (Kovel’s Dictionary of Marks)

【初級】
Kovel氏の著書です。上記の1650年~1850年の窯印版になります。古い陶磁器専門になるため、よりコレクター向けになります。単純に窯印とそれを使用していた窯を箇条書きしているような形で、詳しい説明はありません。この時代の陶磁器の真贋は単に窯印だけでは判断できないため、あまり役には立たず、参考程度に持っておくと良いかもしれませんが、当店としてはあまりお勧めしない本です。
ハードカバー: 288ページ
出版社: Random House Reference; Revised版 (1995/5/30)
言語: 英語

【初~中~上級】この1冊あればヨーロッパのカップ&ソーサーのほとんどがわかるといっても過言ではないほどの情報量です。西洋で発行されていた主要な書籍を和訳してまとめたという感じの一冊。オールカラーで写真も綺麗です。ただし、参考文献・論拠となる史料を書いておらず、学術書としては評価できない点が残念。とはいえ良本。
単行本: 241ページ
出版社: 実業之日本社 (1996/11)
言語: 日本語

上記と同著者。上記の『アンティーク・カップ銘鑑』とは違い大型本で、より古いものやレアなものが多い印象です。情報量も十分にあり、よりコレクター向けの本に仕上がっています。アンティークカップを勉強する際に一冊持っておく価値は十分にあります。上記の本同様、学術的にかかせない論拠・参考文献等の掲載があればなお良かったですが、日本で本格的な本は少ないので希少です。写真はオールカラー。
大型本: 244ページ
出版社: 講談社 (2006/6/23)
言語: 日本語
American Art Pottery: The Collector’s Guide to Makers, Marks, and Factory Histories

Kovel氏のアメリカの陶器マーク専門書です。アメリカの陶器に興味のある方は必須です。アメリカ陶磁器を網羅しています。
ハードカバー: 336ページ
出版社: Random House Reference; 1st版 (1993/10/26)
言語: 英語

【初~中級】
大量のカップを写真付きで掲載し、比較したカップ図鑑のような本。様々な工房のカップを見比べるうえでは非常に役に立つ本です。カップファンに人気。ただし、最終的な判断はそれぞれの工房の専門書を読むことをお勧めします(あくまで比較が目的の本)。一部カラー。
ハードカバー: 256ページ
出版社: Micawber Publications (1991/1/1)
言語: 英語
Coalport, 1795-1926: An Introduction to the History and Porcelains of John Rose and Company

【初~中級】イギリスの名窯コールポートの専門書。この一冊でコールポートの全てが分かるほどの分厚くしっかりした本です。写真も豊富で、情報量も非常に多くあります。コールポートファンなら持っておくべき本。
ハードカバー: 444 ページ
出版社: 05Antique Collectors Club Ltd (1995/07)
言語: 英語
Spode-Copeland-Spode: The Works and Its People 1770-1970

【初~中級】イギリスの名窯スポード(コープランド)の専門書。スポードはイギリスでも歴史ある窯の1つです。情報量が豊富で、内容の濃い本です。
ハードカバー: 320ページ
出版社: Acc Pub Group (2002/)
言語: 英語
Derby Porcelain 1748-1848: An Illustrated Guide

【初~中級】英国でも歴史あるダービー窯の専門書。後世のロイヤルクラウンダービーの時代の本ではないので注意。18世紀のダービーは特に名品も多く、英国古陶磁を勉強されたい方にはお勧めで、内容も濃いです。
ハードカバー: 320ページ
出版社: Antique Collectors Club Ltd; New版 (1999/10)
言語: 英語
Chamberlain-Worcester Porcelain, 1788-1852

【初~中級】Godden氏の著書。英国チェンバレン・ウースターの専門書。ウースターの歴史の勉強にもなります。図版自体は多く掲載されていますが、ほぼ白黒。ただ、かなり掘り下げて書かれており、内容の濃い本です。
ハードカバー: 375ページ
出版社: Barrie & Jenkins (1982/6/7)
言語: 英語
The Book of Meissen (A Schiffer book for collectors)

【初~中級】
ドイツ名窯マイセンの専門書です。マイセンの本としては詳しく書かれています。写真も豊富で、資料も豊富にあり、真贋の鑑定に役立つ情報も豊富に載っています。少し値段は高めですが、その値段に見合った内容のある本です。カップ&ソーサーの掲載は少なめです。
ハードカバー: 333ページ
出版社: Schiffer Publishing; 2版 (2000/1/1)
言語: 英語
Meissen Porcelain Identification And Value Guide

【初級】
マイセンの専門書です。こちらはどちらかというとマイセンの入門書といった感じです。すでにある程度の知識をお持ちの方には不十分なところを感じるかもしれません。バリューは現代ではあてにはなりません。
ハードカバー: 205ページ
出版社: Collector Books; Ill版 (2005/11)
言語: 英語
French Porcelain for English Palaces: Sevres from the Royal Collection

【初~中級】
英国王室に納められたフランスのセーヴル窯の図録です。セーヴルの一級品が掲載されています。窯印も載っています。オールカラーです。写真がきれいで、細部を拡大した写真も掲載しているので、18世紀セーヴルの絵付けの描き方や特徴などが見え、セーヴルの魅力はよくわかる本です。
ペーパーバック: 200ページ
出版社: Royal Collection (2009/7/15)
言語: 英語
Vincennes and Early Sèvres Porcelain

【初~中~上級】
英国ヴィクトリア&アルバート美術館による本。著者は上記の本と同じJoanna Gwilt。18世紀のヴァンセンヌ、セーヴルを解説している。豊富な資料と、様々な角度からの綺麗なカラー写真、裏印も1つ1つ載せた美術館らしい丁寧に書かれた本。良本です。
ハードカバー: 280ページ
出版社: Victoria & Albert Museum(2014/6/17)
言語: 英語
Les Vases de Sevres XVIII-Xxi Siecle

【初~中級】
セーヴルの花瓶に焦点をあてた本。オールカラー。デザインなどにも細かく焦点をあてて解説している。窯印一覧もあり。比較的新しい本。写真がきれい。
ハードカバー: 320ページ
出版社:Faton(2013/111/7)
言語: フランス語
The Dictionary of Worcester PORCELAIN Volume 1 1751-1851

【中~上級】古いウースターを調べるうえでは必須の本です。辞典形式の記述で非常に詳しくかつ分かりやすく書いてあります。逆に言えば、辞典形式なので、基礎知識ないと読みようがないです。英語の本ですが、簡潔に書いてありますので英語が苦手でも比較的読みやすいのではないかと思います。古いウースターに一歩踏み込むにはとても良い本です。写真はほぼ白黒でところどころにカラー写真があります。窯印についても詳しく掲載されています。
ハードカバー: 384ページ
出版社: ANTIQUE COLLECTORS’ CLUB (1993)
言語: 英語

【初~中級】
その名の通り、パリ窯に関する本です。オールドパリスなどと一括りにされがちで、窯印が押されることも少なく日本では評価されにくいパリ窯ですが、実は非常に奥深く深い知識が必要なジャンルであります。その判別はドイツのものより難しいと感じますし、ナストやダゴティなどセーヴル以外にも世界的には高く評価されている窯が多くマイセン等よりも高値で取引されいることが多いです。この本はパリ窯に詳しく書いてある数少ない本です。古い本のため白黒の写真が多いですが、窯印一覧も掲載されています。ただし、古い本です。
ハードカバー: 361ページ
出版社: Walker and company(1972年)
言語: 英語
Dagoty à Paris La manufacture de porcelaine de l’impératrice

【中級】
18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍したパリのダゴティ窯の専門書。カラーで写真も豊富にあります。ダゴティの本ではありますが、セーヴルではないパリ窯の在り方として、パリ窯ファンには良い本です。
ペーパーブック: 152ページ
出版社: Somogy éditions d’art (2006)
言語: フランス語
Porcelaine et Faïence de Paris du XVIIIe au XIXe siècles

【初~中~上級】パリの陶磁器をうまくまとめた本。448ページもあり情報量が多くあります。窯印もわかります。パリファンなら持っていて良いお品。
ペーパーブック: 448ページ
出版社: ? Editions Faton (1995)
言語: フランス語

【初級】
英国の名窯ウェッジウッドの一級品を紹介した本(特にジャスパー)。図版はカラーで綺麗です。こんなものも作っていたのかとウェッジウッドを再発見できます。ただ、内容が濃いかといわれると薄いです。ウェッジウッドコレクターや写真で楽しみたい方にオススメ。
大型本: 146ページ
出版社: 講談社 (2004/6/23)
言語: 日本語
Fired by Passion: Barockes Wiener Orzellan Der Manufaktur Claudius Innocentius Du Paquier

【中~上級】
ウィーン窯となるデュ・パキエ窯の解説本。非常に大型で写真も素晴らしい大作本。テーブルウェアの様々な文化にも触れています。本が大きくて重すぎるのが難点で、もう少し写真小さくしていいから読みやすくしてほしいと思うほど。窯印等は掲載していないです。デュ・パキエのすばらしさを詰め込んでいます。CD付。英語版とドイツ語版があるので注意してください。
ハードカバー:1300ページ
出版社: Arnoldsche (2009/11/1)
言語: 英語(ドイツ語版もあります)
オールドノリタケの歴史と背景―近代陶磁の至宝

【初~中~上級】オールドノリタケの専門書です。ノリタケだけではなく、明治以降の輸出陶磁器の勉強にもなる一冊です。かなり専門的な要素が強く、初心者向けというよりは、ある程度オールドノリタケを知っていて、より知識を深めたい人向けの本です。学術的要素の強い本です。海外への輸出陶磁器を詳しく知りたい方にお勧めです。
単行本: 194ページ
出版社: 里文出版 (2009/01)
言語: 日本語

【初~中級】
オールドノリタケ、輸出陶磁器の専門書。香蘭社や深川も掲載してます。マークについてはかなり詳しく掲載してあり、上記のに比べると学術的というよりはコレクター向け要素がかなり強い本です。持っていて損はない本です。写真はオールカラーです。
大型本: 335ページ
出版社: トンボ出版 (2008/10)
言語: 日本語
世界に翔けた幕末明治の薩摩(SATSUMA)焼―薩摩焼発祥400年記念出版

輸出向け薩摩焼の専門書です。もともと4500円の本ですが、現在では稀覯本として高値で取引されていることも多々あり、徐々に値が上がっています。ただ、内容的にはやはり4,500円の本という感じです。一通り詳しくは書いてはいますが、ページ数が少ないこともあり情報はさほど多くはありません。それでも、同じ大森氏の『薩摩錦手』よりは情報量が多く、希少な輸出薩摩 の専門書として、これから輸出薩摩を勉強するにはとても良い本です。写真は一部白黒。
単行本: 79ページ
出版社: 創樹社美術出版 (1998/11)
言語: 日本語
Satsuma, Masterpieces from the World’s Important Collections

近代輸出薩摩の専門書。英語と日本語の併記となっている。薩摩焼の歴史背景から、詳しい情報、希少な薩摩焼の作品写真など非常に勉強になります。ただ日本語と英語を併記しているせいで無駄が多く、本の大きさと値段の高さを考えるともう少し情報があっても良いのかと思います。また、日本語の読み違いや誤りが所々あるので注意が必要。もっていて損はない本です。
ハードカバー: 220ページ
出版社: Art Media Resources Ltd (1992/12)
言語: 英語/日本語の併記

【初級】
西洋の磁器は日本や中国の磁器のデザインを模倣することから始まっています。西洋の古陶磁を集める方は絶対に知らなければいけないジャンルです。この本では西洋へ渡った古伊万里を簡潔に紹介してあります。本を書いたのもいちコレクターではなく佐賀県立九州陶磁文化館の方というのもポイントです。文章は少なめですが、是非古陶磁に興味がある方は読んでみると面白いと思います。すでに古伊万里を勉強されている方には物足りないかもしれません。
出版社: 青幻舎 (2011年)
言語: 日本語
銀など金属工芸

【初級~】イギリスの銀製品のホールマーク辞典です。ディーラーの方は必ず持っているほどの定番の一冊です。少し装丁が甘いです。
ペーパーバック: 118ページ
出版社: Foulsham & Co Ltd (2004/9/30)
言語: 英語
Jackson’s Hallmarks: English, Scottish, Irish Silver & Gold Marks from 1300 to the Present Day

【初級~】イギリスのシルバーホールマークの辞典。内容的には上記のものとほぼ変わりませんが、情報量はこちらのほうが少し多いです。
ペーパーバック: 176ページ
出版社: Antique Collectors Club Ltd; New ed of Pocket ed版 (1993/01)>
言語: 英語
International Hallmarks on Silver: Collected by Tardy

【初級~】世界中の銀のホールマークを集めた本です。特にフランスの銀について詳しく書かれています。あらゆる国のマークが網羅されているため、非常に役に立つ本です。ただ、もちろん100%というわけではなく、写真ではなくイラストによるものなので、わかりにくい部分がございます。メーカーの刻印は掲載されていません。
ペーパーバック: 550ページ
出版社: Collectors Publications; 5th Revised版 (2000/4/1)
言語: 英語
アールヌーヴォーに影響を与えた幕末・明治の金工 (緑青ROKUSHO vol.3)

アール・ヌーヴォーに影響を与えた金工とありますが、具体的にどのように影響があったのかは書かれていません。ただ単に幕末明治期の金工師を紹介しているだけで、肝心のアール・ヌーヴォーの芸術家もエミール・ガレしか出てきません。日本と西洋が完全に切り離されており、どのような人間関係があり、どのように伝わったのかなど具体的な影響があったのかが不透明です。ただ写真は綺麗であり、幕末明治の日本の金工を学ぶ上では、とても勉強になります。入門者向けです。
ムック: 120ページ
出版社: マリア書房 (2011/3/30)
言語: 日本語
食卓のアンティークシルバー―Old Table Silver

英国銀食器の紹介本。銀食器の種類別に説明が書かれていたり、その文化の背景や説明がわかりやすく書かれており、銀食器の勉強にとても役立ちます。ロンドンのマーケット情報なども掲載されています。ただ、イギリス以外の銀食器については触れられていないので注意。イギリスの銀文化を学ぶにはとても良い本です。
単行本: 95ページ
出版社: 文化出版局 (1999/08)
言語: 日本語
Antique Silver (Starting to Collect Series)

イギリスシルバーの入門書。非常にわかりやすくコンパクトながら図版も多い本です。基本的には初心者向けの本ですが、それでも日本の銀器本とは比べ物にならないくらい詳しく書かれています。主要なメーカーの紹介もあります。ただホールマークの年別表などはありません。ホールマークよりも品物のデザインに重きを置き、それぞれのジャンルごとに多くの品物が掲載されており、年代別の特徴がよくわかります。本格的に英国銀器の勉強をしたい方におすすめです。写真はカラーと白黒を混ぜていますが、カラーの割合が高いです。
ハードカバー: 190ページ
出版社: ANTIQUE COLLECTORS’ CLUB(1998年)
言語: 英語

フランスのシルバーカトラリーの専門書。大型本で非常に多くの製品が掲載されています。フランスの銀製品の専門書は案外少ないので希少な本です。値段も高いです。刻印についてはそこまで詳しくは乗っていませんが、工房の紹介や当時のカタログが掲載されていたり役立つ情報はあります。見事なデザインの製品が多く掲載されているので見てるだけで楽しい本です。フランス語版と英語版があるので購入の際には注意してください。
出版社: Faton (13/12/2007)
言語: フランス語/英語
西洋の歴史、文化関連

由水氏の著書。香水瓶の歴史を多くの写真とともに紹介しています。オールカラーです。
単行本: 127ページ
出版社: 二玄社 (1995/02)
言語: 日本語
その他

イギリスの著名なミラー氏の本。非常に幅広いジャンルがわかりやすい説明とともに記載されており、アンティークの入門書としては非常に良い本です。ただし、細かい部分は参考にしてはならない部分もあり、疑問符が付くような記述も目立ちます。とはいっても日本語訳された本ではなかなかこのような本はないのでお勧めです。まずこの本を読んで、興味を持った分野をそれぞれきちんとした専門書を読んで深めていくとよいかと思います。この本に限らず基本的にミラー氏の本は概要として知るには良いですが、ミクロの視点で専門的にみるにはお勧めしません。
ソフトカバー:240ページ
出版社:パイインターナショナル(2018)
言語:日本語

これは学芸員やそれを目指す人向けの学術書です。文化財保護法から始まり、その種類や団体、そして材料ごとに文化財との関わり、保存や修復などを紹介しています。アンティークも重要度は別にしても文化財であることは変わりはなく、関係性は深いです。読んでみるととても勉強になり面白い本です。2018年に新装版がでています。
単行本: 536ページ
出版社: 朝倉書店 (2003)
言語: 日本語
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