来歴・参考文献 Provenance & Bibliography
・クリスティーズオークション、2007年に出品歴あり(ラベル現存)。
・ヴェルサイユ宮殿に同デザインのインクウェル所蔵(https://collections.chateauversailles.fr/#8d50a2fe-ef6a-4c46-a0be-a242156df8c1)
・クリスティーズオークションにて同デザイン・同じ絵付師の洗顔セットが出品(https://www.christies.com/lot/lot-pot-a-leau-tourne-son-couvercle-et-5667427/?from=searchresults&intObjectID=5667427&sid=d52f3aa1-a8f0-4fd4-bd87-c170a27ea2e3)
【セーヴル / Sevres】
1738年、デュボワ兄弟によりヴァンサンヌ窯が開かれる。これがセーヴル窯の前身である。1745年には「ザクセンと日本風」磁器製造の独占権を得る。1756年にポンパドール夫人の庇護の下、セーヴルへと移転した。もともとはマイセンを参考にしたが、一流の技術者たちにより瞬く間にヨーロッパでも随一の磁器ブランドとなった。ラピスラズリの色合いを再現した独特なブルーの色合いは他の追随を許さないほど美しいものである。18世紀のころは軟質磁器がほとんどであったが、1769年、リモージュにてカオリン発見、硬質磁器の製造に成功し、次第に硬質磁器へと移行された。ブロンニャールの時代には帝政様式の特に優れた製品を遺した。現在でも国家のために優れた作品を製造している。
年代/PERIOD | 1772年 |
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刻印 /MARK | あり、装飾サイン、陰刻あり |
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状態/CONDITION | 良好(金彩スレ多少あり)
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サイズ/SIZE | カップ高さ 5.6cm 直径 6.8cm ソーサー直径 13.8cm |
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