豊かな収穫や物資の充足を女性の姿で表した寓意。

ICONOLOGIA · 1603年版の原図

豊穣 — Abondanza・1603年版原本1頁
豊穣 — Abondanza
花冠、果実を満たす豊穣の角、抱えた穀物の束を見比べます。
Cesare Ripa, Iconologia, Roma: Lepido Facij, 1603, p. 1。Duke University Libraries所蔵/Internet Archive公開スキャン。Public Domain。
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見分け方

花冠、果実を満たした角形の容器、穀物の穂の束。リーパ1603年版は緑色に金刺繍の衣服も指定します。

意味と歴史

リーパの記述は、果物・葡萄・オリーブと複数の穀類をひとつの人物へ集め、豊かさを可視化しています。

鑑賞・記述の手掛かり

装飾の人物が角と穂を両方持つときは豊穣の候補です。角の中身や周囲の収穫物まで記録すると、季節像との比較に役立ちます。

混同しやすい点

角形容器だけでは豊穣の人物像と断定できません。報償など別の寓意も同じ持物を使います。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。