困難や恐怖に耐え、勇気をもって行動する徳を示す擬人像。

ICONOLOGIA · 1603年版の原図

剛毅 — Fortezza・1603年版原本167頁
剛毅 — Fortezza
甲冑、樫の枝、獅子を描いた盾。本文で紹介するジョルダーノの柱を伴う作例とは別の型です。
Cesare Ripa, Iconologia, Roma: Lepido Facij, 1603, p. 167。Duke University Libraries所蔵/Internet Archive公開スキャン。Public Domain。
原本で拡大する · 権利表示

見分け方

獅子、柱または折れた柱が手掛かりになります。ジョルダーノの作例には獅子と倒れた柱が描かれます。

意味と歴史

《剛毅の寓意》(1680年代初頭、NG6632)はメディチ・リッカルディ宮殿の天井装飾に関わる作品です。同館は柱をサムソンの物語と関連付けます。

鑑賞・記述の手掛かり

獅子のそばの女性像を調べる際は、柱の有無と、他の徳の像と一組かどうかを確認します。

混同しやすい点

獅子は剛毅以外にも王権・地域・聖人などを表し得ます。この作例の解釈を獅子文全体へ拡張しないでください。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。