名誉や評判が広く伝わることを、人物の飛翔や楽器で可視化する寓意。
ICONOLOGIA · 1603年版の原図

一般的なラッパを持つ名声像とは異なる型。翼を持つ人物、カドゥケウス、翼のある馬を伴います。メルクリウスに似た持物でも、原本の見出しはFama chiaraです。
Cesare Ripa, Iconologia, Roma: Lepido Facij, 1603, p. 144。Duke University Libraries所蔵/Internet Archive公開スキャン。Public Domain。
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見分け方
翼を持ち、ラッパを吹く人物。飛ぶ姿と音を遠方へ伝える道具が組み合わされます。
意味と歴史
ジョルダーノ《正義の寓意》(1680年代初頭)の上方に描かれる人物を、National Galleryは翼とラッパを持つFameと同定しています。
鑑賞・記述の手掛かり
時計や記念的な装飾でラッパを吹く像がある場合、下方の主役を称える配置か、戦いの場面かを見分けます。これは観察の手順で、個別作品の同定ではありません。
混同しやすい点
ラッパを持つすべての人物が名声ではありません。音楽家や宗教画の天使という可能性も残ります。
出典・参照箇所
- National Gallery:Luca Giordano, Allegory of Justice, 1680年代初頭、NG6633 — 美術館作品解説/Justice、Fame、Securityの持物を解説/掲載本文確認
- Cesare Ripa, Iconologia, Roma: Lepido Facij, 1603 — Duke University Libraries所蔵本 — 一次史料・原本スキャン/収録図版:pp. 1, 41, 144, 167, 331, 333, 335, 337, 338, 469, 481。各図の見出し・持物を視認。希望の説明はp.470も参照/対象ページの画像と対応本文確認。全巻の校訂ではない
出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。