酒と祝祭の神。従者を伴う酒宴や行列の場面に登場します。

見分け方

葡萄の冠、豹などの動物、サテュロスやマイナスの一行。年老いたシレノスが加わる場合もあります。

意味と歴史

ティツィアーノ《バッカスとアリアドネ》(1520–23年)は、オウィディウスとカトゥルスに関わる物語を描く作例です。

鑑賞・記述の手掛かり

杯の葡萄文を見る際は、植物だけの装飾か、人物や従者を伴うバッカス的主題かを分けます。

混同しやすい点

葡萄があるだけでバッカスの祭礼とはいえません。実用品の用途に適した植物装飾という可能性もあります。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。