野や森に関わる神。山羊の特徴と葦笛が重要な手掛かりです。

ICONOLOGIA · 1603年版の原図

世界 — Mondo(パンの姿)・1603年版原本331頁
世界 — Mondo(パンの姿)
角、山羊の脚、管を束ねた笛、曲がった杖。原本の見出しはMondoで、パンの姿を世界の寓意に用いています。
Cesare Ripa, Iconologia, Roma: Lepido Facij, 1603, p. 331。Duke University Libraries所蔵/Internet Archive公開スキャン。Public Domain。
原本で拡大する · 権利表示

見分け方

山羊のような脚や角、複数の管を並べた笛。人物全体と楽器を一緒に見ます。

意味と歴史

National Galleryの用語辞典は、パンの笛と、アポロンとの音楽競争を説明しています。

鑑賞・記述の手掛かり

家具金具や器物の面貌に山羊的な特徴があっても、全身像と持物がなければ「パン風」「サテュロス風」と留保して記述できます。

混同しやすい点

角のある顔や山羊脚は、パン固有の証拠ではありません。サテュロス等との区別には追加の要素が必要です。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。