欧州でいう伊万里様式には、染付の青に赤・金などを合わせた華やかな装飾が含まれます。伊万里という名称全体はそれより広いものです。
見分け方
青・赤・金の配色、区画化した面、花や器物など。色の組合せと構図を別々に観察します。
意味と歴史
サントリー美術館の2014年展は、輸出された伊万里の柿右衛門や金襴手などを区別し、ヨーロッパの宮殿での受容を紹介しています。
鑑賞・記述の手掛かり
西洋アンティークの説明では、製造地を示す「有田製」と、装飾を示す「伊万里様式」を使い分けると誤解を減らせます。
混同しやすい点
赤・青・金で描かれた作品すべてを日本製と判断することはできません。伊万里と金襴手も完全な同義語ではありません。
出典・参照箇所
- サントリー美術館:Imari: Japanese Porcelain for European Palaces, 2014年 — 美術館展覧会解説/柿右衛門・金襴手とヨーロッパへの輸出/掲載本文確認
出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。