果実や穀物などを満たした角形容器。充足や豊かさを示す持物です。

見分け方

先細りに曲がる角、その広い口からあふれる果実や穂。空の角や吹奏用の角とは中身で区別します。

意味と歴史

リーパ1603年版の豊穣像が持ちます。ジョルダーノ《正義の寓意》では報償の人物から恩賞があふれる容器として使われます。

鑑賞・記述の手掛かり

単独の縁飾りと、人物の持物を区別します。持っている主体や中身を見れば「豊穣」以外の意味も検討できます。

混同しやすい点

この持物があるだけで人物名は確定しません。フォルトゥナなどにも用いられます。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。