Worcester / Royal Worcester
1751–2008(Metの工房年代。ブランド存続とは別) / ウースター

The Metropolitan Museum of Art · 2018.62.100
Public Domain / CC0 · 所蔵館の作品記録
Gift of Helene Fortunoff and Robert Grossman, 2017
メトロポリタン美術館はウースター工房の年代を1751〜2008年と記録しています。18世紀の作品には、東アジアの絵画・陶磁器から着想した装飾や、銅版画を用いた転写装飾が見られます。フリードリヒ大王の肖像を転写したジャグも、その製品の幅を示します。
同館の工場史によると、1840年にフライト・バー&バーの経営が終わった後、合併と経営交代を経て1852年にカー&ビンズの経営となり、1862年にロイヤル・ウースターの会社が成立しました。ルネサンス趣味に加え、19世紀後半には日本趣味の磁器が重要になります。ジェームズ・ハドリーによる日本人像は、その一例です。
窯印の見方
金の三日月を記した1770〜1780年頃の皿と、年次文字Pを伴う1879年の像を掲載。これは各作品の記録であり、「三日月ならこの期間のみ」「点が多ければ必ず新しい」といった一般化はしません。
窯印の歴史・年代
ca. 1770–80 作品の年代
三日月 crescent gold
1770〜1780年頃の皿。所蔵館は金色の開いた三日月と記録しています。底面写真では小さく淡く見えるため、拡大してご覧ください。作品年代を、この形の印が用いられた全期間とは扱っていません。
1807–1813年頃 作品の年代
王冠/BFBと長文の社名表示
押印の王冠・BFBと赤い社名銘が併用される。Established 1751は創業年。 印の全使用期間を示すものではありません。
1862–1875年 印の制度
51は創業年1751を示す
標準印中央の51を制作年と読まない。この時期の年表示は少なく、年の下2桁の場合がある。
1867–1890年 年次コード
文字による年次コード
A=1867、B=1868、C=1869、D=1870、E=1871、G=1872、H=1873、I=1874、K=1875、L=1876、M=1877、N=1878、P=1879、R=1880、S=1881、T=1882、U=1883、V=1884、W=1885、X=1886、Y=1887、Z=1888、O=1889、a=1890。
1879 作品の年代
ROYAL WORCESTER P 王冠 円環
1879年の日本人男性像の底面。所蔵館は赤いメーカー印に年次文字Pがあると記録し、別に刻印とRの文字も挙げています。印の右上の凹凸と赤い印を同一の描画として混ぜないよう、底面をそのまま掲載しました。
1891–1915年 年次コード
Englandの追加と点
1891年にRoyal Worcester Englandを追加。1892年は1点、以後年ごとに1点増え1915年は24点。
1960年代半ば以降 年代判定上の注意
1960年代半ば以降の注意
年次コードは1966年以降まれになる。食器の印にある年はデザイン導入年の場合がある。
1990–2005年 年次コード
番号の末尾で年を読む
例:39-0は1990年、39-9は1999年。39-00は2000年、39-05は2005年。先頭の39は作業者番号の例。
説明・記録の出典
- The Met|Figure of Japanese man・工場史/年次文字P
- The Metropolitan Museum of Art|作品記録 198495
- The Metropolitan Museum of Art|作品記録 198432


