アール・ヌーヴォーを代表する工芸家エミール・ガレの花瓶です。
ピンクとグリーンのガラスが綺麗な花瓶です。
[エミール・ガレ]
アール・ヌーヴォーの巨匠ともいわれるフランスの工芸家である。1846年に生まれる。父が陶器やガラスなどの工場を経営しており、そこでデザインなどを学ぶ。1874年には自身で陶器やガラス、家具などの製作を始める。ガラス製品が有名だが、陶器や家具なども製作している。そのデザインの多くは植物や生物など自然を主題としており、死生観を表現するなど芸術性は非常に高い。ガラス製品においては様々な技法を開発し、ガラスの表現方法を大幅に広げた。1889年のパリ万博ではガラス部門グランプリ、陶器部門金賞、家具部門で銀賞を受賞し、世界的に高い評価を得る。1904年に死去。ガレの死後も1931年まで工房は続いた。
年代 : 1904〜1906年頃
状態 : 良好(製造時の気泡が底を中心にあり)
サイズ: 高さ6.3cm