マイセン|Meissen:初期マイセンの花瓶
代表作品初期マイセンの花瓶制作年代:ca. 1713–20The Metropolitan Museum of Art
作品番号:42.205.26
The George B. McClellan Collection, Gift of Mrs. George B. McClellan, 1941
Public Domain / CC0 · 所蔵品記録

1710年創設
硬質磁器・初期の赤色炻器

1710年に設立されたマイセンは、ヨーロッパの硬質磁器生産を切り開いた窯です。その技術的な基盤にはベトガーとチルンハウスの研究があり、初期には赤い炻器と、乳白色を帯びた磁器が作られました。掲載した1713–20年頃の花瓶は、その初期磁器を伝える作例です。

1720年代には上絵の色彩が充実し、シノワズリの絵付けが発展しました。食器だけでなく大型の動物像などにも挑んだ点が重要です。華やかな絵付けから入る場合も、初期の器体そのものが持つ色と形を見比べると、技術の変化がわかります。

窯印・年代の手がかり

掲載花瓶はMetの記録で無銘です。マークがないことだけで初期マイセンを除外することはできません。ARなどの文字と、所有者の紋章・収蔵番号も区別して読む必要があります。

出典・所蔵品記録