
作品番号:02.6.150, .153
Gift of Alfred Duane Pell, 1902
Public Domain / CC0 · 所蔵品記録
Puiyat工房
1883年~1914年のマーク

リモージュの白磁の質と製造技術を示す工房。アドリアン・デュブシェ国立美術館は、プイヤの代表作として1878年万国博覧会に出品された「グラン・ド・リ(米粒)」サービスを紹介している。アルベール・ダムーズのモデルによるもので、磁器に透かしを設け、その穴を半透明のエナメルで満たす技法を用いた。
詳しい解説
プイヤの評価を支えたのは、色絵の華やかさだけでなく、器形そのものを見せる白磁の質と成形の精密さです。アドリアン・デュブシェ国立美術館も「リモージュの白磁」を代表する製陶所として挙げています。本書は、定型にとどまらない器形によって産地の新しい展開を示した一族として紹介しています。
関連するサン=レオナールの製陶所について、本書はリモージュの父親の事業から支援や供給を受け、息子たちが良質の白磁を制作したと説明しています。プイヤの名を持つ活動を調べる際には、家族間の関係と製造場所を区別しておくと、同じ名や字母を伴う品を読み解く助けになります。
印の図版には、リモージュの「J.P」と「L」の組合せ、サン=レオナールの「J-P/Jean Pouyat」が掲載されています。ただし、この図版だけでは既存掲載印の使用期間は確定できません。器形、素地、字母の配置、社名や地名を合わせて照合する必要があります。
詳しい解説の出典
- Geneviève Le Duc et Henri Curtil『Marques et signatures de la porcelaine française』、Éditions Charles Massin、印刷47、50、72頁
- Musée national Adrien Dubouché|La porcelaine de Limoges