アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家エミール・ガレの工房で、作品制作に使用された下絵やポンシフといった製図の一群。
ガレ工房の芸術監督であったジャン・ルペー旧蔵品。
ジャン・ルペール(Jean Rouppert)は1887年、ムルト=エ=モゼルに生まれる。1913年、ガレの工房に入る。翌1914年、第一次世界大戦が勃発すると、戦争に従軍し、終戦後に工房に戻る。1919年、デザイナーのルイ・エストーが死去すると、後任としてジャン・ルペールが芸術監督となった。エミール・ガレの死後、工房のデザインには芸術的自由の欠如があると感じており、この時期のガレにおいて重要な役割を担った。しかし、自身の考える独創的なデザインは、そのときの経営者のポール・ペルドリゼによって却下されることが多かった。結果として1924年ジャン・ルペールは1924年にガレ工房を退所し、その後、デザイナー・芸術家として活躍した。
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参考文献&来歴 / Bibliography & Provenance
・ジャン・ルペールコレクション
