アンテミオンの形態模式図
形を比較するための模式図/史料の複製ではありません

パルメットや忍冬形の要素を蔓状の線でつなぐ帯状装飾。

見分け方

扇形の単位と、別の花形・葉形が交互に反復し、下方の曲線で連結します。

意味と歴史

Metの『Italian Renaissance Frames』p.107は、パルメットと忍冬形を交互に配する文様として説明します。古典装飾を継承した額縁を読む語彙です。

鑑賞・記述の手掛かり

扇形単体を指すパルメットと、帯全体を指す名称を分けると、縁飾りの記述が明確になります。

混同しやすい点

すべての連続植物文をアンテミオンと呼ぶわけではありません。構成単位と連結を確認します。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。

原典を読む:花文の反復を読む

Meyer図版92はパルメットを含む連続帯を比較する資料です。一つの扇形だけでなく、隣の単位と交互に何が入り、どこを渦巻きが結ぶかを追うと、連続花文の構成を説明できます。

A HANDBOOK OF ORNAMENT · 原典図版

The Palmette Band:Meyer原典 図版92
The Palmette Band
原典のページ全体。複数の図例を含みます。本文の図版番号と各図の番号を照合してください。
Franz Sales Meyer, A Handbook of Ornament, Fourth American Edition(年記なし/目録 [1892?]), 図版92。University of California Libraries/Internet Archive。Public Domain。
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この図版の原見出しはThe Palmette Bandです。アンテミオンという用語の範囲そのものを定義する出典とは分け、形態の比較資料として用います。

原典解説の確認:2026年9月23日。歴史的な図案集の記述と、本辞典の鑑賞上の助言を分けて紹介しています。