人の意図を越えて変転する運や境遇を表す寓意。

見分け方

車輪や豊穣の角を伴う型のほか、リーパ1618年版には、目隠しの女性が木を棒で打ち、王笏・本・宝石などを落とす型があります。

意味と歴史

ピサ大学の比較資料は、1698年の車輪と角、1709年のネメシス型など、後代の図像の違いも記録しています。

鑑賞・記述の手掛かり

「フォルトゥナ」とされた古物を調べるときは、出典の版と像の姿勢を照合します。目隠しも、車輪も、それぞれ単独では決め手になりません。

混同しやすい点

リーパを典拠とする場合でも、版を省いて一種類の姿だけを正解としないことが大切です。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。