海神とその従者・海獣を組み合わせた主題。器物の水に関わる用途とも結び付きます。

Centerpiece
Cozzi Manufactory《Centerpiece》、ca. 1770–80。The Metropolitan Museum of Art, 1977.216.37。Bequest of R. Thornton Wilson, in memory of his wife, Florence Ellsworth Wilson, 1977。 所蔵作品の詳細/Open Access・Public Domain。

見分け方

三叉戟、海の動物、魚尾を持つ馬、巻貝。海神とトリトンは構成全体で区別します。

意味と歴史

ルーベンスの銀器図案には三叉戟を持つ海神が描かれます。Metのコッツィ製中央飾りは、巻貝を吹く人物をNeptuneとし、足元に4頭の海馬を記録しています。

鑑賞・記述の手掛かり

水盤や卓上飾りでは、持物だけでなく作品目録の同定も確認します。同じ楽器が複数の海の人物に使われる例があります。

混同しやすい点

巻貝を吹く人物を必ずトリトンと決めないでください。古い同定を扱う場合も、どの機関の見解かを明示します。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。

原典を読む:海の一行とイルカ文

Meyerのドルフィンの節は三叉戟や海の人物との組合せを説明し、図版には幻想的に変形したイルカも載せます。自然のイルカの姿との違いを認めつつ、尾・頭・配置を記述できます。

A HANDBOOK OF ORNAMENT · 原典図版

The Dolphin:Meyer原典 図版56
The Dolphin
原典のページ全体。複数の図例を含みます。本文の図版番号と各図の番号を照合してください。
Franz Sales Meyer, A Handbook of Ornament, Fourth American Edition(年記なし/目録 [1892?]), 図版56。University of California Libraries/Internet Archive。Public Domain。
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海の動物だけでネプトゥヌス本人とは同定できません。噴水の注口や器の脚など、装飾の用途も合わせて読みます。

原典解説の確認:2026年9月23日。歴史的な図案集の記述と、本辞典の鑑賞上の助言を分けて紹介しています。