海神とその従者・海獣を組み合わせた主題。器物の水に関わる用途とも結び付きます。

見分け方
三叉戟、海の動物、魚尾を持つ馬、巻貝。海神とトリトンは構成全体で区別します。
意味と歴史
ルーベンスの銀器図案には三叉戟を持つ海神が描かれます。Metのコッツィ製中央飾りは、巻貝を吹く人物をNeptuneとし、足元に4頭の海馬を記録しています。
鑑賞・記述の手掛かり
水盤や卓上飾りでは、持物だけでなく作品目録の同定も確認します。同じ楽器が複数の海の人物に使われる例があります。
混同しやすい点
巻貝を吹く人物を必ずトリトンと決めないでください。古い同定を扱う場合も、どの機関の見解かを明示します。
出典・参照箇所
- The Met:Cozzi Manufactory, Centerpiece — 美術館作品解説/巻貝を吹くNeptuneと4頭のhippocampi/掲載本文確認
- National Gallery:Rubens, The Birth of Venus, NG1195 — 美術館作品解説/銀製水盤のための図案・周縁の海神とクピド/プシュケ/掲載本文確認
出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。
原典を読む:海の一行とイルカ文
Meyerのドルフィンの節は三叉戟や海の人物との組合せを説明し、図版には幻想的に変形したイルカも載せます。自然のイルカの姿との違いを認めつつ、尾・頭・配置を記述できます。
A HANDBOOK OF ORNAMENT · 原典図版

原典のページ全体。複数の図例を含みます。本文の図版番号と各図の番号を照合してください。
Franz Sales Meyer, A Handbook of Ornament, Fourth American Edition(年記なし/目録 [1892?]), 図版56。University of California Libraries/Internet Archive。Public Domain。
原本で拡大する · 権利表示
海の動物だけでネプトゥヌス本人とは同定できません。噴水の注口や器の脚など、装飾の用途も合わせて読みます。
- Franz Sales Meyer, A Handbook of Ornament — The Dolphin — Fourth American Edition、図版 56–58 と同見出しの解説。年記なし/提供元目録 [1892?]。
原典解説の確認:2026年9月23日。歴史的な図案集の記述と、本辞典の鑑賞上の助言を分けて紹介しています。