経験と判断によって行動を導く徳の擬人像。持物は時代・版によって異なります。
見分け方
リーパ1603年版の例では、二つの顔、鏡、魚を巻き付けた矢、兜、足元の鹿を組み合わせます。
意味と歴史
『Iconologia』は1593年に初版、1603年に挿絵を伴う増補版が刊行されました。ここではピサ大学が翻刻する1603年版の一例を参照しています。
鑑賞・記述の手掛かり
鏡を持つ人物は、顔の数、もう一方の手、足元の動物を合わせて読みます。鏡だけを検索の入口にしても、人物名は即断しません。
混同しやすい点
鏡はヴィーナスや他の寓意にも登場します。「鏡と蛇」の型と、この1603年版の型を混同しないでください。
出典・参照箇所
- ピサ大学 LIMES:Prudenza 1603 — 一次史料の大学翻刻/Descrizione (Ripa 1603)・Attributi/掲載本文確認
- ピサ大学 LIMES:Cesare Ripa — 大学研究資料/1593年初版・1603年挿絵入り増補版の説明/掲載本文確認
出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。