幼児の姿をした装飾的人物。単数がプット、複数がプッティです。

見分け方

幼い身体、しばしば翼、花綱や道具を支える姿。図像としての役割は場面によって異なります。

意味と歴史

National Galleryは古代ギリシャ・ローマに源流を置き、宗教的な霊的存在と世俗的な愛の双方で使われると説明します。

鑑賞・記述の手掛かり

人物を同定できない装飾では、まず「プット」と形態を記述し、持物や役割が確認できてからクピドなどの名称を加える方法が有効です。

混同しやすい点

プットは形態の呼び名で、固有の人物名ではありません。翼があるというだけで特定の天使階級とは判定できません。

出典・参照箇所

出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。

原典を読む:全身像と頭部だけの型

Meyer図版70に載る有翼童子の頭部は、全身で動くプットと比較するための例です。胴体の有無、翼の位置、他の人物との関係を区別すると、同じ子供の顔でも説明を具体化できます。

A HANDBOOK OF ORNAMENT · 原典図版

Miscellaneous Heads / The Cherub Head, &c.:Meyer原典 図版70
Miscellaneous Heads / The Cherub Head, &c.
原典のページ全体。複数の図例を含みます。本文の図版番号と各図の番号を照合してください。
Franz Sales Meyer, A Handbook of Ornament, Fourth American Edition(年記なし/目録 [1892?]), 図版70。University of California Libraries/Internet Archive。Public Domain。
原本で拡大する · 権利表示

装飾上のCherubという名前を、そのまま宗教上の階級へ置き換えることは避けます。図版70には頭蓋骨や神々の横顔も含まれ、全図を童子と呼ぶことはできません。

原典解説の確認:2026年9月23日。歴史的な図案集の記述と、本辞典の鑑賞上の助言を分けて紹介しています。