貝・岩・泡などを思わせる、不規則で曲線的な装飾形。ロココを特徴付ける要素です。
見分け方
C字・S字の曲線、波打つ輪郭、貝の稜線のような筋。実際の貝に忠実とは限りません。
意味と歴史
ブレーメン大学の研究は貝・樹皮・岩・泡のような多様な形を指摘しています。V&Aは18世紀のロココを非対称曲線と自然形の装飾として解説します。
鑑賞・記述の手掛かり
器の縁や把手では、単独の貝殻文か、曲線が周囲へ溶け込むロカイユかを見ます。左右の差も観察点です。
混同しやすい点
ロカイユは装飾要素、ロココはより広い様式の呼び名です。一つの貝形で年代は確定できません。
出典・参照箇所
- ブレーメン大学:Digital Morphology of Rocaille Ornamentation — 大学研究プロジェクト/ロカイユの貝・樹皮・岩・泡のような形態/検索取得本文確認
- V&A:The Rococo style — an introduction — 美術館解説/18世紀の曲線・非対称装飾/掲載本文確認
出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。