花束や散花ではなく、草地から花々が生えているように表すKPMの花卉装飾。
見分け方
草や地面の上に、丈の異なる花が根元から立ち上がる構成。庭園全体の風景画とは異なります。
意味と歴史
SPSGは1793年の王妃宛て納入を最初の確認例とし、1795年以降の王用食器にも記録します。着想の背景として古代ローマの庭園壁画を挙げています。
鑑賞・記述の手掛かり
地面の有無に注目すると花束・散花と区別できます。古代壁画を挙げる場合も、1795年には未発見だった著名な遺例を直接の手本とはしません。
混同しやすい点
中国磁器との構図の類似は、直接の影響を示す証拠ではありません。現在の庭園植栽も18世紀当時の状態の証拠にはなりません。
出典・参照箇所
- SPSG:Die Blüte(n) des Klassizismus, 2023-05-16 — 宮殿庭園財団の調査解説/Eine Geschmacksrevolution:1793年納入記録・古代壁画との関係/掲載本文確認
出典確認:2026年9月20日。鑑賞・記述の手掛かりは、資料に基づく本辞典の編集上の助言です。